どうか彼が人のために神と弁論し、 人とその友との間をさばいてくれるように。
今あるものは、すでにその名がつけられた。そして人はいかなる者であるかは知られた。それで人は自分よりも力強い者と争うことはできない。
ああ人よ。あなたは、神に言い逆らうとは、いったい、何者なのか。造られたものが造った者に向かって、「なぜ、わたしをこのように造ったのか」と言うことがあろうか。
陶器が陶器師と争うように、 おのれを造った者と争う者はわざわいだ。 粘土は陶器師にむかって 『あなたは何を造るか』と言い、 あるいは『あなたの造った物には手がない』 と言うだろうか。
ああ、わたしに聞いてくれる者があればよいのだが、 (わたしのかきはんがここにある。どうか、全能者がわたしに答えられるように。) ああ、わたしの敵の書いた 告訴状があればよいのだが。
そしてお呼びください、わたしは答えます。 わたしに物を言わせて、 あなたご自身、わたしにお答えください。
しかしわたしは全能者に物を言おう、 わたしは神と論ずることを望む。
わたしの友はわたしをあざける、 しかしわたしの目は神に向かって涙を注ぐ。
数年過ぎ去れば、 わたしは帰らぬ旅路に行くであろう。